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肥大型心筋症のα_<1a>アドレナリン受容体遺伝子解析

Research Project

Project/Area Number 08770516
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Circulatory organs internal medicine
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

白木 裕人  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (30245485)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsα_<1a>アドレナリン受容体 / 遺伝子多型 / 肥大型心筋症
Research Abstract

研究計画
本研究では以下のように研究計画に基づき実験を行った。すなわち、(1)特発性肥大型心筋症患者と健常者におけるPstI遺伝子多型の存在頻度を統計学的に比較し疾患との連関を解析する。(2)PstI遺伝子変異を有する受容体遺伝子を、哺乳動物細胞株に安定発現させることにより変異受容体の情報伝達機構および薬理特性を解析する。
結果
(1)肥大型心筋症発症との連関
α1aアドレナリン受容遺伝子のDNA遺伝子多型を解析するため当院に通院する肥大型心筋症と診断された患者10例および、対象者として健常者10例の血液よりゲノムDNAを抽出し、PCR法にてPstI遺伝子多型の有無を判定した結果、このPstI-遺伝子多型の頻度は、健常者と肥大型の心筋症患者との間で特に関連は見いだせなかった。しかし欧米と日本とでは大きく変わっており、またT/T typeのものは認めなかった。
(2)変異受容体の解析
疾患と関連のあった変異に関しては、PCR法にて変異導入することにより変異α1aアドレナリン受容体cDNAを作製し、哺乳細胞株CHO細胞に遺伝子導入し、受容体の薬理学的機能特性を解析する。具体的には(1)[125I]-HEAT(NEN)をラジオリガンドとした受容体結合実験にてα1アドレナリン受容体作動薬および拮抗薬の親和性を求める。(2)作動薬刺激時の細胞内Caイオン濃度の上昇を定量し細胞内情報伝達機構を解析する。α1a-ARA(Arg492)、α1a-AR(Cys492)でノルエピネフリン、プラゾシンの受容体結合能、およびノルエルピネフリン刺激による細胞内Ca^<2+>反応には差異は認めなかった。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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