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ラット実験的骨欠損の修復に対する各種成長因子の併用効果に関する研究

Research Project

Project/Area Number 08771725
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Conservative dentistry
Research InstitutionMeikai University

Principal Investigator

大塚 秀春  明海大学, 歯学部, 助手 (10271230)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords成人性歯周炎 / GBR / TGF-β / PDGF / IGF-I / フィブロネクチン / コラーゲンI型
Research Abstract

今日、歯周臨床では、GBR(Guided bone regeneration)などの再生療法が盛んに行われているが、骨欠損の形態や患者の全身状態によりその適応には制限がある。骨形成を促進させる成長因子の効果はin vivoでは、明らかにされているが、実際に臨床応用するには使用する因子やその用法等、未だ十分な検討が行われていない。本研究は、ラットの頭蓋に実験的骨欠損を形成しGTRメンブレンを施した実験モデルを作製し、PDGFのみ、PDGF+IGF-IそしてPDGF+TGF-βの3群について、とくに早期の骨形成に及ぼす影響について検討を行ったものである。
病理組織学的検索:すべての群とも7日目までは組織学的所見に顕著な差は認められなかったが、14日目ではPDGF+IGF-I群およびPDGF+TGF-β群で新生骨の造成が強くに認められた。免疫組織学的検索:Fibronectinの局在変化の観察では、術後3日目までは、すべての群で血漿性Fibronectinの浸潤によるものと思われる強い局在が認められた。7日目からは成長因子投与群では欠損部から離れた部位にも局在が認められた。14日目では、PDGF+IGF-I群では弱いびまん性の局在が認められたが、その他の群では減弱していた。また、Type I Collagenの局在変化の観察では、術後3日目まではすべての群に骨欠損部の骨壁に沿った弱い局在が認められた。7日目からはすべての群で局在が強くなり、とくに成長因子投与群で骨欠損部の骨壁に沿って強い局在が認められた。14日目では、すべての群で局在は弱く認められたが、PDGF+IGF-I群およびPDGF+TGF-βでは新生骨の造成に沿った局在が認められた。
PDGFにIGF-IあるいはTGF-βを併用した群では、14日目に新生骨の造成が強く認められ、またType I Collagenの局在も認められた。このことから、これらの併用群に相乗的骨形成作用があることが示唆された。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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