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臼歯部歯冠修復用ハイブリッドセラミックスの耐摩耗性に関する研究

Research Project

Project/Area Number 08771839
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionOsaka Dental University

Principal Investigator

安田 俊治  大阪歯科大学, 歯学部, 助手 (50221643)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1996: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsクラウン / コンポジット / 耐摩耗性
Research Abstract

セラミックス超微粒子フィラーを高密度に充塞することによって強化されたレジンマトリックスに、多量のセラミックスフィラーを充塞したハイブリッドセラミックスについて繰り返し滑走摩耗試験を行い、摩耗量に関して検討した。12%金銀パラジウム合金球に対する表面性状の異なるハイブリッドセラミックスの摩耗について、ガラス面に圧接し、光重合された滑沢な表面より100μm程度機械的研磨を行い、滑沢な表面に仕上げたほうが摩耗量は少なかった。また、荷重量および滑走回数の増加に伴って摩耗量は増大した。さらに、ハイブリッドセラミックスと同様の目的で開発された臼歯部歯冠修復用審美的有機材料と比較して200000回後の摩耗量は有意の差をもって少なかった。SEM観察においてもレジンマトリックスから突出したフィラーの存在は認められず、大小さまざまな形態のフィラーが観察され、硬さの近似したマトリックスとの間に大きなギャップは認められなかった。他の有機材料では小さな粒径のフィラーがマトリックスレジンから一部突出、脱落し、さらに、マトリックスレンジとの間で粗面になっている様相が認められた。ビッカース硬さにおいてハイブリッドセラミックスは、従来の硬質レジンの約3倍の値(Hv190)を示した。
一方、口腔内に装着されたハイブリッドセラミックスクラウンの対合歯に対する咬合接触についてブラックシリコーンを用いて経日的に検討したところ、2年経過症例において顕著な咬耗は認められなかった。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

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All Publications (1 results)

  • [Publications] 末瀬一彦他: "審美的臼歯部歯冠修復材料(ハイブリッド・セラミックス)の硬さと耐摩耗性" 日本補綴歯科学会雑誌. 40. 136- (1996)

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      1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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