Project/Area Number |
08F08023
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
土木材料・力学一般
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
吉川 研一 Kyoto University, 理学研究科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
CROZATIER Cecile 京都大学, 理学研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2008: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | DNA compaction / photocontrol of bioactivity / radioprotection / microenvironment |
Research Abstract |
本年度は、マイクロ流路や膜小胞などの人工的な微小空間や生細胞内でのDNAの高次構造とその遺伝子活性の相関を明らかにする事を目的として研究を行ってきた。その上で、当初に挙げた研究計画の中で、特にDNAの高次構造と遺伝子活性の解析に力を入れて研究を行った。 まず、1つめとしてDNAと放射線ダメージに関する実験を行った。DNAが放射線によってダメージを受ける事は周知の事実であるが、そのダメージを定量的に測定する方法はこれまでは無く、個体や細胞が変異した事をもって知る事しか出来なかった。ここで我々は、DNAの直接観察という新しいアイデアによってDNAのダメージを定量測定できる事を示し、更に、高次構造と放射線ダメージとの相関を明らかにする事で、遺伝子発現活動が活発な細胞ほど放射線ダメージを受けるという疫学的事実を説明可能な定量的データを得ることが出来た。これは、本手法を用いて種々の状態にあるDNAのダメージを定量・規格化することにより、これまで曖昧であった放射線が遺伝子に与えるダメージを定量的に比較できる基準を作成可能である事を示しており、大変重要な成果である。 2つめに、光感受性のDNA結合化合物を導入する事で、DNAの高次構造を光によって制御し、光感受性の遺伝子発現制御を行う事に成功した。これは例えば、遺伝子導入後に光によって発現が制御可能な治療法の開発に貢献するものである。
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