ウイルス性胃腸炎に関する研究:分子疫学、迅速診断法とワクチンの開発
Project/Area Number |
08F08128
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Pediatrics
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Research Institution | Aino University |
Principal Investigator |
牛島 廣治 Aino University, 医療保健学部, 特任教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KHAMRIN Pattara 藍野大学, 医療保健学部, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2008 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2009: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2008: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | ウイルス / 感染症 / 診断 / ワクチン / タイ |
Research Abstract |
1.今まで有していたノロウイルス様粒子の1996年株に加えてGII/4の2006b株(わが国で流行が見られた株)に対しても作製した。さらにサポウイルスI/2,I/5とIVに対してもVLPを作製し、その中でサポウイルスI/2に対するモノクローナル抗体を用いたイムノクロマト(IC)を開発した。このICはサポウイルスI/2に反応の限局性があった。今、広範囲のゲノタイプ、ゲノグループに反応する抗体を得ようとしている。同様な方法でアストロウイルスに対するICを開発したが、これも用いたG1に特異的な反応があった。 2.現在市販されているロタウイルスのICが十分に使えるか、またPCRとの比較はどうかを3社のキットで行ったところ、1社では感度が88%であるものの、他は感度,精度で90%を超え、有用と考えた。 3.タイ国での2005年の147下痢便から下痢症ウイルスをPCR法で検査し、10がノロウイルス陽性、5がサポウイルス陽性であった。さらにゲノタイプ、サブゲノタイプの解析をし、GII/4-d変異株を見出した。タイ国での継続的なロタウイルスの検査では2002-2003に多かったG9が減少してきたが、1989年のころのG9と比較すると変異が起こっていることがわかった。また、G、P、NS4など分節を比較すると動物由来の分節と思われるものがヒトロタウイルスに見られることがわかった。 4.コブウイルス属のなかにヒトに感染するアイチウイルスがあるが、ヒトでの検出に続いて動物、とりわけブタについてコブウイルスをタイ国と日本で調べたところ、糞便中に遺伝子の存在が確認された。今のところヒトへの感染は報告されていないが今後検討する必要がある。
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Report
(2 results)
Research Products
(93 results)
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[Journal Article]2008
Author(s)
バイオメディカルサイエンス研究会
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Journal Title
バイオセーフティの事典(みみずく舎)
Pages: 266-268
Related Report
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[Presentation] 食中毒と子ども2010
Author(s)
牛島廣治
Organizer
第6回日本小児消化管感染症研究会
Place of Presentation
東京大学(東京都)
Year and Date
2010-02-06
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