Project/Area Number |
08F08727
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Chemical pharmacy
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
竹本 佳司 (2009) Kyoto University, 薬学研究科, 教授
宮崎 弦太 (2008) Kyoto University, 薬学研究科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
GIRARD Anne Lise-Marie 京都大学, 薬学研究科, 外国人特別研究員
GIRARD Anne-Lise Marie 京都大学, 薬学研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2008 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2009: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2008: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | ルイス酸触媒 / ビスマス触媒 / 白金触媒 / 分子内ヒドロアミド化 / エクテナサイジン743 / 6-exo環化 / 7-endo環化 / カチオン性金触媒 / ヒドロアミノ化反応 / ワンポット連続反応 / ジヒドロイソキノリン / エンカルバメイト / アゾメチンイリド / ニチジン |
Research Abstract |
我々は研究途上で3価のビスマス触媒が他の金属触媒とは異なる興味深い反応性を示すことを見出している。本年度はビスマス触媒および白金触媒を用いた分子内ヒドロアミノ化反応を確立し、生物活性のある天然物の全合成へ応用することを目指して次の成果を得た。 【ビスマス触媒および白金触媒を用いた新反応の開発】 1.我々はフェニルアラニンの窒素原子上にプロパルギル基を有する誘導体のヒドロアミド化反応にBi(OTf)_3を用いると6-exo加体が選択的に得られることを、一方で同じ基質をPtCl_2で処理すると7-endo付加体が選択的に得られることを明らかにしている。本年度は種々のプロパルギル基を有するアミノ酸誘導体を用いてビスマス触媒および白金触媒の6-exoおよび7-endo環化反応を検討した。その結果、他の6つの基質においても両触媒はそれぞれ6-exoおよび7-endo環化体を与えることを明らかにした。 2.ビスマスまたは白金触媒を用いたヒドロアミド化の反応条件ついて詳細に検討した。ビスマス触媒を用いた環化では水やTfOHを添加すると収率が改善することを見出した。白金触媒を用いた場合は上記1とは別に14個の7-endo環化体を得ることに成功し、さらに、重水素化実験により反応機構に関する知見を得た。 【抗がん活性を有するEcteinascidin 743の全合成研究】 開発したベンジルアミン誘導体のヒドロアミノ化反応により1,2-ジヒドロイソキノリンを構築し、抗がん活性を持つ天然物の全合成研究を行った。ベンゼン環上に適切な官能基を持つフェニルアラニン誘導体とフェニルグリシン誘導体を縮合させたジペプチドに対し、ヒドロアミノ化反応を適用してC環の構築とともにD環構築の足がかりとなるエンアミド体へと誘導した。続く数工程により、Ecteinascidin 743へと誘導可能な既知中間体を合成した。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)