戦後のアジア太平洋地域秩序の模索と中国-地域主義・冷戦・日本外交-
Project/Area Number |
08J00025
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
International relations
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
田 凱 Hokkaido University, 大学院・法学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2008 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2009: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2008: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | 国際関係 / 地域主義 / 地域秩序 / 環太平洋連帯構想 / 冷戦 / 中国 / 日本外交 / オーストラリア |
Research Abstract |
本年度、私の研究が進展できたと思う。2009年の4月から6月までの間に、昨年度に作成したオーストラリアに関する章の修正を試み、本研究の主題である環太平洋連帯構想の推進過程におけるオーストラリアの役割について実証的に分析できたと思う。2009年の6月から7月までの間に、博士論文を全体的に再構成し、序章を作成した。序章の作成を通じ、博士論文の骨格をより明確にさせた。その後、先生からコメシトをいただき、細部まで再調整した。2009年の8月から10月までの間に、大平正芳誕生100周年記念シンポジウムの応募論文を作成した。10月に北京日本学研究センターで開催されたシンポジウムで論文を報告し、大平正芳記念論文賞の一等賞を受賞した。またシンポジウムに参加した機会を利用し、中国国家図書館や清華大学などに行き、研究に必要とする資料を収集できた。2009年の10月から2010年1月までの間に、本研究の核心とした「環太平洋連帯構想と中国」に関する章を書き下ろした。2009年2月から3月までの間、今年中で完成した部分を再修正し、博士論文の事前審査として提出した。この一年間を顧みて、2008年度に収集した資料を十分に活用し、オーストラリアに関する章を修正したとともに、序章と中国の章を作成できた。さらに、大平正芳誕生100周年記念シンポジウムに参加し、一等賞をもらった。今年3月をもって2年間の研究員採用が終了したが、今後も貴会のご支援で得たものをフルに活用し、研究に精進してゆきたいと考えている。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)