Project/Area Number |
08J00059
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Organic chemistry
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
田邊 太郎 Kyoto University, 化学研究所, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2008 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2009: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2008: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | シラノン錯体 / シランジカルコゲノラト錯体 / シランジカルコゲノール / ^<31>PNMR / 架橋セレン / 脱セレン化反応 / ケイ素 / 白金 / カルコゲン / 硫黄 / セレン |
Research Abstract |
昨年度は、当初の計画に従い目的とするシラノン-遷移金属錯体の良い前駆体になり得ると予想された新規錯体[Tbt(Mes)Si(μ-O)(μ-Se)ML_n](2)の合成ルートを確立した。今年度は研究計画に基づき、2の脱セレン化反応によるシラノン錯体[Tbt(Mes)Si(μ-O)ML_n](1)の合成を検討した。熱および光照射条件下での錯体2と3価リン試剤との反応を行った。種々条件ならびに金属に対し検討を重ねた結果、400nm付近の光照射条件下で2a(M=Pt,L_n=diphenyl phosphinoethane)とHMPT(=hexamethylphosphorous triamide)との反応を行った場合に低収率ではあるものの、対応するホスフィンセレニドの生成を^1Hおよび^<31>PNMRにおいて確認した。しかしながら、架橋セレンのケイ素ならびに金属との結合が非常に強固であったために、更なる反応の進行、ならびに^1Hおよび^<31>PNMRにおいて脱セレン化によって生成した生成物の単離・同定には至らなかった。また本年度は、2ヶ月間に渡ってアイスランド大学・Ingvar Arnason教授との共同研究により、ケイ素化学の分野において長年に渡りその構造・性質・物性に非常に興味が持たれてきたものの未だその合成すら報告されていない重要な化合物であるトリシラベンゼンの合成ルートを探求し、その合成における重要な鍵になり得ると期待される新規な試剤を開発した。さらには、遷移金属錯体の素反応研究の遂行においてより高度な技術と知識を取得することを目的に、米国ロチェスター大学に渡航し、William D.Jones教授のグループにて研究を行い、芳香族炭素-ロジウム結合エネルギーに及ぼす芳香環上のフッ素置換基の熱力学的および速度論的効果を明らかにした。
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