身体を介したヒューマンコンピュータインタラクションに関する研究
Project/Area Number |
08J01657
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Media informatics/Database
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
山本 豪志朗 Osaka University, 大学院・基礎工学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2008 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2009: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2008: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | ユーザインタフェース |
Research Abstract |
コンピュータから得られる恩恵は、情報機器を扱える限定された人だけでなく、万人に対して有益に働くことが望ましいという考えから、本年度はコンピュータから疎遠になる可能性の高い高齢者を対象としたヒューマンコンピュータインタラクションに着目して研究を遂行してきた。携帯機器の利用状況から、情報を持ち歩くこと、また情報にすぐさまアクセスできることの利便性については明らかである。そこで、高齢者の生活支援を行うウェアラブルコンピュータの開発を行った。本年度の4月から約2ヶ月間、高齢者向けの情報サービス環境の研究を行っているフィンランド共和国オウル大学Pulli教授の研究室に客員博士研究員として出張してきた。プロジェクタを用いた複合現実感技術を提供することで、訪問先にて高齢者が壁などに投影された映像に指先でタップするインタラクションを可能とするウェアラブルシステムを構築し、今後の研究の基盤となるプラットフォームを製作した。一般的に、プロジェクタで表示された面に対して指先が触れたことを認識することは難しいが、手首部分の振動を分析することで、高齢者用インタフェースとして充分に利用可能であることを示した。この点は大変有意義であると言える。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)