Hydrogenobacter thermophilus TK-6株の窒素同化
Project/Area Number |
08J06284
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Applied microbiology
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
亀谷 将史 The University of Tokyo, 大学院・農学生命科学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2008 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2009: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2008: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | 窒素同化 / 硝酸 / フェレドキシン / Hydrogenobacter thermophilus / アミノ酸 / アンモニア / 好熱菌 |
Research Abstract |
研究は計画に沿って順調に進行した。年次計画において、本年分に関してはaminotransferaseの解析と、硝酸同化・異化酵素群の解析について記載した。それぞれの研究実績について以下で記述する。 1.Aminotransferaseの解析 前年度に精製に成功した3種のaminotransferaseについて、酵素学的解析、配列に基づく系統解析、既知酵素との活性中心アミノ酸残基の比較などをさらに進めて研究を行った。その結果、これまで知られていなかった系統の酵素が新規な基質特異性を示すこと、また基質認識についても既知酵素との違いが見られることなど、aminotransferaseの分類・多様性に関して新たな知見が得られた。上記結果は本年度論文として受理され、国際誌上で公開されている。 2.硝酸同化・異化酵素群 本菌の硝酸同化代謝の初発反応である、同化型の硝酸還元酵素および亜硝酸還元酵素の同定・解析を行った。これらの酵素は一般的なバクテリアではNAD(P)Hを電子供与体として用いることが知られている。本研究により、本菌の硝酸還元酵素および亜硝酸還元酵素が、いずれもフェレドキシンを電子供与体として用いるととが示唆された。同様にフェレドキシンを用いる酵素は、本菌の窒素同化系の鍵酵素の一つ、さらには本菌の炭素同化系でも見つかっており、本菌の中央代謝においてフェレドキシンが特徴的に大きく寄与しているという興味深い性質が明らかとなった。 また、本菌の硝酸異化代謝についても解析を行い、本代謝系にこれまでバクテリアでは知られていない新規な酵素学的性質が存在することが示唆されている。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)