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中華民国国民政府の「司法改革」-近代国家建設における「司法」と国際関係-

Research Project

Project/Area Number 08J06969
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section国内
Research Field Asian history
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

吉見 崇  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 特別研究員(DC1)

Project Period (FY) 2008 – 2011
Project Status Completed (Fiscal Year 2010)
Budget Amount *help
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2010: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2009: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2008: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Keywords国民政府 / 憲政 / 司法権 / 司法行政 / 法治 / 社会秩序 / 暴力
Research Abstract

本研究は、中華民国国民政府(または中華民国政府)が統治した1928年から1949年、特に憲政の実施が具体的に議論された抗日戦争期から戦後にかけての同政府による「司法改革」の考察を通じて、当該時期の政治システムにおける「司法権」の位置づけ、さらには近現代中国における「司法権」のあり方を明らかにすることを目的として行った。
近年の本研究と関連する先行研究を参照すると、憲政実施といういわゆる民主化実施の過程のなかで、「司法権」が違憲審査制といった制度によって、強大な行政権の暴走を抑止し、人々の自由を守ろうとしたという観点から、考察されている。むろんこのような側面は「司法権」の重要な一面であるが、「司法権」が政治システムのなかでどのような役割を果たしたのかを総合的に把握するには至っていない。
すなわち、「司法権」は国家権力なのであり、それによった司法制度についても政治制度として政治史のなかで考察していく必要がある。本研究はこれまでの研究を経て、このような観点を強調するとともに、その結果として中華民国国民政府(または中華民国政府)の政治システムの捉え方を再考し、現在の中国や台湾における「司法権」のあり方を歴史的に考察することへとつなげることができるだろう。
本研究が行った具体的な内容は、主に以下の通りである。
・当該時期の司法行政について、政策決定過程の様子を明らかにするため、中国国民党、そして国防最高委員会、国民政府、行政院、司法行政部、立法院、国民参政会、司法院といった様々な政策参与機関による議論、提案などを考察した。
・司法行政政策が決定、実施されていく政治的、外交的背景はどのようなものであったのかを明らかにするため、当該時期の憲政と政治腐敗の問題やアメリカ、イギリスとの不平等条約撤廃などについて考察した。
上記のような本研究の観点による具体的内容の考察を、今後も継続していきたいと考えている。

Report

(3 results)
  • 2010 Annual Research Report
  • 2009 Annual Research Report
  • 2008 Annual Research Report
  • Research Products

    (5 results)

All 2010 2008

All Journal Article (2 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (3 results)

  • [Journal Article] 抗戦末期到戦後中国的検察制度改革2008

    • Author(s)
      吉見崇
    • Journal Title

      若林正丈、松永正義、薛化元主編『跨域青年学者台湾史研究論集』稲郷出版社(台北)

      Pages: 471-497

    • Related Report
      2008 Annual Research Report
    • Peer Reviewed
  • [Journal Article]2008

    • Author(s)
      若林正丈
    • Journal Title

      跨域青年学者台湾史研究論集(稲郷出版社)

      Pages: 471-497

    • Related Report
      2008 Annual Research Report
  • [Presentation] 戦後中国における検察2010

    • Author(s)
      吉見崇
    • Organizer
      中国現代史研究会
    • Place of Presentation
      明治大学
    • Year and Date
      2010-11-26
    • Related Report
      2010 Annual Research Report
  • [Presentation] 戦後中国の「法律教育」改革-裁判官の養成をめぐって-2008

    • Author(s)
      吉見崇
    • Organizer
      中国現代史研究会
    • Place of Presentation
      明治大学
    • Year and Date
      2008-08-06
    • Related Report
      2008 Annual Research Report
  • [Presentation] 抗戦末期から戦後における中国の検察制度改革2008

    • Author(s)
      吉見崇
    • Organizer
      日本現代中国学会(修士論文報告会)
    • Place of Presentation
      東京大学
    • Year and Date
      2008-04-26
    • Related Report
      2008 Annual Research Report

URL: 

Published: 2008-04-01   Modified: 2025-11-17  

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