佐賀県の陶磁器の生産、流通および需要構造に関する分析研究
Project/Area Number |
08J54283
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Economic statistics
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Research Institution | Kyushu Sangyo University |
Principal Investigator |
黒木 宏一 Kyushu Sangyo University, 大学院経済学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2008: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | 陶磁器産業 / 消費需要 / アンケート調査 / 生産関数 / 流通構造 / 佐賀県 / 福岡都市圏 / 意識調査 |
Research Abstract |
本研究の実績の概要は次のとおりである。なお、以下の論文等の番号は「平成20年度科学研究費補助金実績報告書」の「11.研究発表」の記載順に従って付した。 本研究の目的は、佐賀県の陶磁器産業についての生産・流通構造を解明し、加えて陶磁器需要構造を把握することで、今日におけるこの産業の構造の全体像を供給面および需要面から把握することであった。 第一に、消費需要についてアンケート調査による意識調査を実施し、消費者意識の分析を行った。アンケート調査は、福岡都市圏(消費地)の消費者、佐賀県有田町・伊万里市(生産地)の消費者および窯元(生産者)に対して行った。単純集計結果に基づく考察を行い[論文1]として、クロス集計結果に基づく考察を行い[論文2]として、多重分類分析技法を用いた因果分析を行い[論文3]としてそれぞれ公刊した。また、これらの論文は[学会発表1]で口頭発表した。 第二に、陶磁器需要については、共分散回帰分析技法を用いた地域特性効果および期間特性効果をそれぞれ導出し、それらのデータ分析を行い[論文4]として公刊した。 第三に、陶磁器生産量が拡大する直前の1976〜1984年とバブル期以降にあたる1998〜2007年を計測期間としてCES生産関数等を計測し、生産構造の特徴の比較考察を行い[論文5]として公刊した。また、同論文は流通構造に関して言及した。 第四に、[論文1]から[論文5]は加筆修正の上で体系付けを行い[図書1]として公刊した。 本研究の成果は、生産者や流通業者にとって貴重な資料となると考えられる。また、それのみならず、大学・大学院の陶芸家養成のカリキュラム(教育課程)において、消費者(需要サイド)の意識がどのようなものか、あるいは生産構造がどのような特徴を有しているかを知るうえで貴重な資料になることが期待される。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)