Project/Area Number |
09J00553
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Astronomy
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
筒井 亮 京都大学, 理学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2009 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2010: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | ガンマ線バースト / 距離指標 / 観測的宇宙論 / ダークエネルギー |
Research Abstract |
本年度は先に発見されたEp-TL-Lp関係式の誤差の起源を更に詳細に研究し、それを補正、または取り除くことでさらに高精度なものとすること目標に研究に取り組んだ。具体的には数値で言うとIa型超新星の精度と同じ10%、もしくはそれ以上となることを目指している。このような系統誤差というものは様々な原因が考えられ決まった研究手法というのはなく、起源を特定するのには困難を極めたが、様々な検討の結果以下3つの原因があることが判明した。 (1)異なるスペクトルモデルで決められたEpの混入 (2)観測者の時間で測られた1秒平均光度Lp (3)いくつかの異なる種族の混入 (1)のデータを取り除き、(2)をGRBの起きた系で測られた2.5秒平均光度に補正、さらに(3)の別種族を解析者の主観によらず効率的に取り除くアルゴリズムを開発することでEp-TL-Lp関係式の誤差を0とすることに成功し、論文をPASJに投稿した(2011年4月1日付で受理された)。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)