Project/Area Number |
09J01457
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Aesthetics/Art history
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
深見 寛子 (橋本 寛子) 神戸大学, 人文学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2009 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2010: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2009: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
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Keywords | 司馬江漢 / 北山寒巌 / ヘイステル / ヒポクラテス / 円山応挙 / 眼鏡絵 / 油彩日本風景図 / 和蘭新元会図 |
Research Abstract |
司馬江漢の個別作品論に関する研究は非常に進んでいるが、江漢と同時代の画家の影響関係については、先行研究では明らかにされていない。このことから、本研究の目的は、江漢と同時代に幕府の天文方として一時的に活動した馬道良と息子馬孟煕(北山寒巌)との関係を見出し、様式に関する影響関係を明らかにすることである。馬道良の作品は現存例が少なく、比較が困難であるため息子の寒巌の作品を中心に調査を行った。 上記の研究を踏まえ、平成21年12月に神戸大学に博士論文を提出した。その一部「北山寒巌の《ヘイステル像》をめぐって」を『美術史』(美術史学会編)の第170号に投稿し、査読を経て掲載が決定した。 この論文を通してヘイステル像とヒポクラテス像について考察をすすめる中で、美術と洋学史との関係、また医学と美術との関わりについての新たな課題を見出すことができたので、今後活字にしていきたい。 また、博士論文の執筆を通して江漢と同時代の画家との関係を調査する中で、江漢の洋風風景画や眼鏡絵と、京都の円山応挙との関係性にも着目し、京都国立博物館をはじめ、米国ボストン美術館やフリーア美術館にて江漢作品や洋風画画帳、また応挙作品の調査を行った。今後、それらの調査を踏まえて、研究を継続していきたい。
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