Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2011: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2010: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2009: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Research Abstract |
アウトソーシングデータベース(クラウドデータベース)におけるセキュリティ問題では,サーバへ保存するデータそのものの安全性だけではなくサーバへの問合せからの情報漏洩にも注意を払う必要がある.この問題は,古くから指摘されている一方で,既存研究の多くが理論的なセキュリティに関するものであり,実用的,応用的な研究は少なかった.そのため,実現できる問合せの種類が一致問合せのみに限られており,またビットごとの演算が必要など非常に多くの計算量を必要としていた.そこで,我々は,一致検索だけではなく範囲検索も実現し,また,既存手法よりも少ない計算量で問合せを実現する問合せ手法を提案した.また,頻度分析攻撃という新しい攻撃を導入も行った.この攻撃に対しては,既存の「暗号化データベース」と言われる分野で提案されてきた手法が安全ではない.一方,我々の提案手法では,平文の問合せをある確率的アルゴリズムを用いて変換する.その結果,ある平文問合せや平文データの変換先候補は無数になり,変換された問合せやデータの頻度分析による情報漏洩の危険性を低く抑えることができる,すなわち,我々の提案手法は頻度分析攻撃に対する耐性を持っている.本手法は,国際会議The Sixth IEEE International Conference on Digital Information Management(ICDIM 2011)に採択され,Best Paper賞を受賞した.また,9月30日にはシンガポールのNational University of Singaporeにおいて,12月20日にはサウジアラビア王国のKing Abdullah University of Science and Technologyにおいてもセミナーを実施するに至った.
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