RIG-Iファミリー分子による非自己RNA認識機構の解析
Project/Area Number |
09J04052
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Immunology
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
成田 亮 京都大学, 生命科学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2009 – 2010
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2010)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2010: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2009: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 自然免疫 / インターフェロン / RIG-Iファミリー |
Research Abstract |
RIG-Iファミリー分子は細胞内でウイルス核酸を認識し、自然免疫応答を惹起する感染センサーである。われわれはすでにRIG-I、MDA5およびLGP2からなるRIG-Iファミリー分子のRNA結合領域がC末端領域であることを明らかにし、その立体構造を示した(Takahasi et al., J.Biol. ChenL., 2009)。 われわれはMDA5およびLGP2組換え体タンパク質の大量発現・精製系を確立し、精製した組換え体タンパク質を用いたin vitroにおける生化学的機能解析を行った。その結果、MDA5およびLGP2の生化学的特性を明らかにした。 LGP2はRIG-IおよびMDA5の制御因子であることが報告されているが、RIG-Iファミリー分子の生化学的特性に関する情報が不足していることから、その制御機構の詳細は明らかとなっていない。今回われわれはRIG-Iファミリー分子の生化学的特性を明らかにした。このことは、RIG-Iファミリー分子による非自己RNA認識機構を明らかにする上で非常に重要な事象であると考えられる。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)