電極還元によるケイ素-異原子間結合連鎖形成およびその構造制御
Project/Area Number |
10133254
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kinki University |
Principal Investigator |
柏村 成史 近畿大学, 理工学部, 講師 (50152632)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石船 学 近畿大学, 理工学部, 助手 (40268462)
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Project Period (FY) |
1998
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 電極還元 / ポリシラン / ポリゲルマン / 構造制御 / ケイ素-異原子間結合 |
Research Abstract |
本研究では、反応性電極を用いた電極還元反応においてSi-Si結合が開裂し、活性なシリルアニオン種が発生することを見出した。 特に、オリゴシラ ンを形成するケイ素連鎖の数により結合開裂の傾向が異なり、電極還元法を用いることで、この差異を積極的に利用して、位置選択的に結合切断を行うことができることが明らかになった。 また、このようにして発生させたシリルアニオン種を求核剤とすることで、新規ケイ素-ケイ素結合、ケイ素-ゲルマニウム結合、および、ケイ素一炭素結合形成反応が起こることを見出した。この方法の開発により、従来に例を見ない全く新しいタイプのポリシランを合成出来るだけでなく、シラン-ゲルマン共重合体を合成することも可能になった。 また、電極還元反応により生成するシリルアニオンの再結合反応をも見出したが、この反応を利用すると、ポリシランや、シラン-ゲルマン共重合体の分子量を顕著に向上出来ることも明らかになった。さらに、ヒドロシラン類の電極還元重合反応により、構造制御を行ったポリシランを高収率で合成することにも成功した。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)