Project/Area Number |
10182221
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
射場 厚 九州大学, 理学部, 教授 (10192501)
|
Project Period (FY) |
1998
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1998)
|
Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
|
Keywords | イネ / RFLP / RNAポリメラーゼ / 葉緑体 |
Research Abstract |
1、 virescent遺伝子のクローニング すでに表現型マーカーとして知られている11のvirescent遺伝子(Vl-Vl1)のうち、突然変異株の表現型解析が進んでいるVl〜V3の3つについて、その変異に対するRFLPマッピングを開始した。vl〜v3突然変異株はいずれもJaponicaバックグラウンドのため、代表的なIndica系統であるKasarath系統と交雑して第一代雑種Flを作り、さらにこれを自殖して約6000個体からなるF2世代集団を得た。得られたF2世代集団よりvirescent表現型を示すホモ個体を、v1、v2、v3それぞれから選抜した。現在、各個体からDNAを抽出し、プールドサンプリング法を併用してサザンブロット解析によるRFLPマッピングを行っている。 2、 イネにおける核コードの葉緑体局在RNAポリメラーゼ遺伝子の解析 Arabidopsis rpoZ遺伝子、及び他の植物種においてミトコンドリア局在性のT3/T7型RNAポリメラーゼをコードすると推定されている遺伝子の塩基配列情報を基に、これらの遺伝子間で相同性の高い領域からdegenerate primerを作製した。このprimerを用いてイネのゲノムDNAからPCR反応を行ったところ、いくつかのDNA断片が増幅された現在、それらのDNA断片の塩基配列を調べているところである。
|