キャビティ内自然放出制御による反応中間体生成過程の制御の検討
Project/Area Number |
10874082
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Physical chemistry
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
福村 裕史 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50208980)
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Project Period (FY) |
1998 – 1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1999: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1998: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | フェムト秒パルス / 過渡吸収測定 / 微小空間 / 光励起状態 / アントラセン誘導体 / 自然放出 / 共振器 / 回折格子 / 励起状態 / 有機分子 |
Research Abstract |
ピエゾ素子により数10ナノメートルの精度で駆動できる誘電体多層膜反射鏡と固定された同様の反射鏡を用いて、長さ1cmのマイクロメートル程度の狭い間隙をつくった。空気中でこの間隙に、現有するフェムト秒レーザーで生成したパルス白色光を導入し、2マイクロメートル程度の間隙まで白色光が通過し、400nm〜700nmの領域で過渡吸収測定が可能であることを確認した。この間隙に有機溶媒を充填したところ、表面のメニスカスによって光路が変わり白色光が通過しなくなった。これを回避するために反射鏡の全体を有機溶媒に浸すことの可能な光学セルを試作し、10マイクロメートルまでの間隙でも白色光が通過できる過渡吸収測定装置の開発に成功した。これを用いてシクロヘキサンを溶媒とし、ジブロムアントラセンなどを、258nmの励起光(パルス幅 150fs)を用いて励起したところ、励起一重項状態、励起三重項状態の中間体吸収スペクトルの測定が可能となった。
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Report
(2 results)
Research Products
(7 results)