Project/Area Number |
10F00756
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
物性Ⅰ(光物性・半導体・誘電体)(理論)
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Research Institution | National Institute for Materials Science |
Principal Investigator |
館山 佳尚 独立行政法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, グループリーダー
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
FRONZI M. 独立行政法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニス研究拠点, 外国人特別研究員
FRONZI Marco 独立行政法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2010 – 2012
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2012: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2011: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2010: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 密度汎関数理論 / プロトン移動 / 欠陥 / 第一原理分子動力学 / 電解質材料 / 固体酸化物燃料電池 / 金属酸化物 / 界面 / 酸素空孔 / イオン伝導 |
Research Abstract |
酸化ジルコニウム―酸化セリウム界面の空孔形成・拡散メカニズムおよびその不純物効果についての密度汎関数理論第一原理計算解析の論文をまとめ、Physical Review Bに投稿し、アクセプトされた。もうじき出版される。またジルコニア酸バリウム系の第一原理分子動力学計算によって得られた、歪みに対するプロトン移動度の非線形関係のメカニズムについても投稿準備中である。このシステムでは酸化物を圧縮されて原子間の空間が狭くなった条件の時のみプロトン伝導が上がるという一見常識とは反対の結果が得られたが、構造および電子状態の解析から酸素原子を伝って拡散するプロトン伝導経路が圧縮することにより増加することがわかった。これら両システムは固体酸化物燃料電池電解質における2つの主要なイオン伝導である、酸素イオン伝導、プロトン伝導の代表的システムにおける解析であり、両者の知見を合わせることによって固体酸化物燃料電池電解質の最適化(低温度動作化)への指針を導出することに今後も取り組んで行く予定である。
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Report
(3 results)
Research Products
(6 results)