Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2011: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2010: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
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Research Abstract |
ユーザー満足度を最大化しながら異種ネットワーク間をシームレスに移動するための多基準VHOアルゴリズムを提案した.提案VHOアルゴリズムは,2つの重要なサブモジュールから構成されている.1つ目のモジュールはハンドオフの必要性を判断するもので,2つ目のモジュールはハンドオフ先の最適なネットワークを選択するものである.これらのモジュールでは,曖昧順位付けアルゴリズム(FRA)と,削減された規則を持つ複数の並列曖昧論理コントローラ(FLCs)とを用いている.予め複数のFRAを評価して,それらの中から最も特性の良いFRAを選択した.4つの異なるトラヒッククラス(会話,背景,インタラクティブおよびストリーミング)を考慮した.無線メトロポリタンエリアネットワーク(WMAN),無線広域ネットワーク(WWAN),無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)の3つの異なるネットワークを対象に計算機シミュレーションを行った結果,提案VHOアルゴリズムが受信信号レベル(RSS)-負荷バランスに基づくアルゴリズムより,優れた性能を得ることができることを示した.例えば,会話トラフィックを対象とした場合,理想的な解決策に近い他のF殿を使用するときより,ネットワーク全体のアウテージ確率を約10%,ハンドオフ率を32%低減できる. 本研究では,異種ネットワークのためのRRMをVHOモジュールに重点を置いて設計した後,ノードが同時に二つのUWB技術を採用しているWPANネットワークにおけるRRMの検討へと拡張した.異種ネットワークでは干渉管理,動的チャネル割り当て,接続管理,等などいくつかの問題がある.そこで,これらの問題を解決するために,システム全体の性能を向上させ,通信回線アウテージ確率の他に狭帯域干渉(NBI)を考慮し,異種UPAN用の2つのRRMモジュール(すなわち,無線アクセス技術(RAT)選択とVHOのためのアルゴリズム)を提案した.提案RRMアルゴリズムは,UWBベースのWPANにおける要求の拒絶確率を低減でき,サービス品質(GoS)を向上できる優れた性能を有していることを示した.
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