Project/Area Number |
10F00827
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Fundamental theory of informatics
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
伊藤 正美 京都産業大学, 理学部, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
FAZEKAS S.Z. 京都産業大学, 理学部, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2010 – 2011
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2011: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2010: ¥200,000 (Direct Cost: ¥200,000)
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Keywords | 原始語 / 回文 / 文脈自由言語 / 重複閉包 / 正規言語 / 回文補完演算 / オートマトンの構造 / 計算量 / 複製閉包演算 / 言語の保存性 / 生成規則 |
Research Abstract |
実施計画の「全ての原始語からなる言語は文脈自由言語かどうか?」に関しては、回文からなる文脈自由言語を生成する文法の研究が研究代表者、P.DomosiおよびSz.Fazekasとの共同研究として行われ、その成果は、研究代表者とDomosiの共著書Context-Free Languages and Primitive Words(World Scientific,Singaporeより刊行予定)の一節に盛り込まれた。この面の研究に関して、研究分担者は、非原始的な回文からなる文脈自由言語の構造の研究を行った。研究結果はInternational Journal of Foundation of Computer Scienceで公刊される。主テーマの「語および言語上の演算の研究」に関して研究代表者は、複製される語の集合が有限集合の場合には、正規言語の重複閉包は必ずしも正規言語にならないことの証明、重複閉包演算で正規性が保存されるための条件等を検討した。その成果は、ハンガリーで開催された国際会議での招待講演として発表された。研究分担者は、語および言語の回文補完演算の研究をおこなった。研究結果は、国際会議ComputabilityinEurope2012に於いて発表される。その他の研究代表者の研究として、研究代表者は、オートマトンの状態集合に層とよばれる概念を導入しそれを用いてオートマトンの新しい構造理論を構築された。この結果はTheoretical Computer Scienceで公刊された。研究分担者のその他の研究としては、グラフの位相的な性質を用いての計算理論の研究がある。結果は創薬への応用が期待される。雑誌Natural Computingで公刊される。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)