Project/Area Number |
11164101
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
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Research Institution | The University of Tokyo (2001-2002) Kyoto National Museum (1999-2000) |
Principal Investigator |
月村 辰雄 (2001-2002) 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50143342)
中川 久定 (1999-2000) 京都国立博物館, 館長 (20023559)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
葛西 康徳 新潟大学, 法学部, 教授 (80114437)
川中子 義勝 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (60145274)
中川 純男 慶応義塾大学, 文学部, 教授 (60116168)
佐々木 あや乃 東京外国語大学, 外国語学部, 助手 (60272613)
多賀 茂 京都大学, 総合人間学部, 助教授 (70236371)
羽田 正 東洋文化研究所, 教授 (40183090)
月村 辰雄 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50143342)
松浦 純 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (70107522)
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Project Period (FY) |
1999 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥6,600,000 (Direct Cost: ¥6,600,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2001: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 古典 / 古典教育 / 伝統 / ギリシア語 / ラテン語 / 学校制度 / カリキュラム / ベルリン大学 / 中等教育 / 文学教育 / コレージュ / ディベート / アリストテレス哲学 / スコラ学 / 「3単一」の規則 / 真実らしさ / 現実感 / 演劇的関心 / 古典の継承 / 『シャーナーメ』 / ルター / ルネサンス / 『オルガノン』 / 『百科全書』 / 古典文献学者 |
Research Abstract |
本研究は,古典の受容に関してもっとも重要なファクターであると考えられる古典教育について,現代,世界の各地域でどのように意義づけられ,どのように教えられ,かつそれぞれの文明圏にどのような効果を及ぼしているのかを,内外の研究者を招いて共同討義によって明らかにし,その上でさらに考察を深めようとしたものである。本年度は4名の研究者を講演に招いた。その結果,近代の古典学の源流の一つともいえるベルリン大学における古典教育の具体像,近現代を通じて200年以上も古典研究のエリート層育成に力があったフランスのコンクール・ジェネラルというシステム,が明らかとなった。また,ホメロス以来の光輝ある古典の伝統と現代ギリシア語による一般大衆教育との鋭い対立という問題を抱えるギリシアの実情報告は,古典教育の持つマイナス面に対する意識を新たにさせた。(これは今後の検討課題である。)以上のより詳細な内容は,特定領域研究「古典学の再構築」研究成果報告書第7分冊,B03調整班報告書において発表される。
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