Project/Area Number |
11770766
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Cerebral neurosurgery
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
鈴木 伸一 横浜市立大学, 医学部, 助手 (50244447)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2000: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | prolactinoma / hyperprolactinemia / ^<99m>Tc(V)-DMSA / cyclic AMP / MAP kinase / 細胞内増殖調節 |
Research Abstract |
プロラクチン産性細胞の細胞内調節系についてラットプロラクチン産性細胞でcyclicAMPがMAP kinase cascadeの活動に依存していることを明らかにし、同様にヒトプロラクチノーマにおいても同様にMAP kinaseが関与しているか症例を重ね検討したが、下垂体腺腫細胞の増殖率が低いためMAP kinaseの増殖促進作用を証明できなかった。そこで我々は、増殖調節を視覚的に評価できる物質を探し99mT(V)-DMSAというラジオアイソトープが下垂体腺腫(34例)に鋭敏に集積を認め、(投稿済)さらにプロラクチノーマと過形成(非腫瘍性高プロラクチン血症)の鑑別に有用であることを明らかにした。このin vivoの結果をin vitroにて実証できるか実験を行ってきた。まず、ラットにエストロゲンを投与することでプロラクチン腫瘍モデルを作成し、99mTc(V)-DMSAを静注し、2時間後に断頭し腫瘍細胞を回収しRI集積をカウントした。この後細胞を固定し標本を作成、実際に腫瘍化しているのか確認しこの相関を検討した。99mTc(V)-DMSAは、腺腫細胞に明らかに集積をみとめたが、正常ラット下垂体細胞にも若干集積を認めている。現在腫瘍モデルの作成に時間がかかり2例のみ施行した。今後20例程度作成し、集積機序についても検討していく予定である。
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