Project/Area Number |
11F01403
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
木質科学
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
梅澤 俊明 京都大学, 生存圏研究所, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MD.MAHABUBUR Rahman 京都大学, 生存圏研究所, 外国人特別研究員
RAHMAN Md.Mahabubur 京都大学, 生存圏研究所, 外国人特別研究員
RAHMAN Md.Mahabubu 京都大学, 生存圏研究所, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2011 – 2013
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2013: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2012: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2011: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | アカシア / 形質転換 / 再分化 / 材質向上 / リグニン / 分子育種 / アカシアマンギウム / アグロバクテリウム / 遺伝子組換え / アカシアクラシカルパ / EST / フラボノイド |
Research Abstract |
化石資源に代わり、再生可能資源に対する依存度を上昇させることへの必然性は、既に世界的共通認識となっている。太陽エネルギーや風力エネルギーを始めとして、再生可能エネルギー・資源には様々なものがあるが、エネルギー供給に加え、炭素系工業原材料の供給が可能な植物バイオマス資源はとりわけ重要であり、その資源育成と有効利用システムの確立に関する研究開発が、世界的に注力されている。ここで、熱帯地域における樹木生長量は、温帯域のそれをはるかに上回っていることから、熱帯産業造林の持続的維持管理とそこで得られる森林バイオマスの効率的利用を一層進める必要がある。このためには、代謝工学技術を含めた新たな技術革新に基づく環境制約の回避や経済性の向上が必須である。実用植物の代謝工学の推進には、遺伝子発現(EST)データベースの構築、形質転換・再分化系の確立、および標的遺伝子の取得が必須であるが、熱帯アカシア(アカシァ・マンギウム)について、研究代表者らは既にESTデータベースを構築し、標的遺伝子も相当数取得している。また、研究分担者と研究代表者らは、アカシアの形質転換・再分化系を構築している。 以上に鑑み、本研究では、代表的な熱帯アカシアの一種であり、パルプ用材として優れたアカシァ・クラシカルパの形質転換・再分化系の効率上昇、ESTデータベースの解析による標的遺伝子の取得を行った。さらに、これらの成果に基づきてパルプ化特性を向上させたアカシア・クラシカルパの育種を開始した。
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Strategy for Future Research Activity |
(抄録なし)
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