遠隔および対面インタラクションマイニングに基づく協調学習支援システムの開発
Project/Area Number |
11J02956
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Media informatics/Database
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
平井 佑樹 筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2011
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2011)
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Budget Amount *help |
¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2011: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 協調作業 / 学習支援 / 協調学習 / プログラミング学習 / 学習支援システム |
Research Abstract |
本研究の目的は、学習者の活動状況を正確に把握でき、その活動状況に応じて、教室内でのeラーニングを支援できるようなシステムを開発することである。これを達成するため、(1)対面環境における学習者の活動と分散環境における学習者の活動を把握する、(2)遠隔および対面インタラクションマイニングに基づく協調学習支援システムを開発する、(3)開発システムの適用と評価の手順で研究を進めることとした。本年度は、遠隔および対面インタラクションマイニングに基づく協調学習支援システムを開発することを目標とした。 2011年4月~8月は、論文の執筆活動および対面協調学習の分析を行った。対面協調学習の分析とは、2人1組になってプログラミングを行う「ペアプログラミング」において、その活動中にペアの2人がどのような会話をしたのか等を分析することである。分析の結果、例えば、プログラミング活動中に発生するエラーの解決に成功するか失敗するかということと、プログラミング活動中の会話に関係がある可能性を明らかにして論文にまとめ、その内容について研究会へ1件、国際会議へ1件、論文誌へ1件投稿し、すべて採録された。2011年9月~11月は、対面環境における協調学習での学習者の活動の特徴把握に関する実験を行い、国際会議や論文誌へ投稿した内容について、その妥当性を検証するためのデータを収集した。2011年12月~2012年3月は博士論文執筆に関わる活動をした。2011年11月に実施した予備審査、2012年2月に実施した最終発表会、最終審査会に向けた準備や、審査会で審査委員から頂いたコメントをもとに博士論文の修正等を行った。2012年4月に「協調プログラミング学習支援のための分散および対面協調学習の分析」というタイトルで博士論文を提出し、協調プログラミング学習支援について考案するためのデータや分析結果を提供した。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)