Project/Area Number |
11J56222
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Business administration
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Research Institution | The University of Tokyo |
Research Fellow |
濱松 翔平 東京大学, 大学院・経済学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2011 – 2012
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2012: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2011: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
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Keywords | 国際経営 / 経営戦略 / 中小企業 / 国際化 |
Research Abstract |
本年度の研究計画は、「(1)企業調査」と「(2)論文作成、成果発表」を行うことであった。今年度は助成最終年度であり、特に「(2)論文作成、成果発表」に重点を置きながら研究を進めた。 (1)に関しては、今年度は、海外調査としては、インドネシアやベトナムに進出している日系中小企業の現地調査を行った。また、国内調査としては、海外調査で訪問した企業の国内拠点への訪問を行った。 昨年の企業調査と今年度の企業調査を合わせて、学会発表、講演、研究論文、ディスカッションペーパーなどを通じて発表を行った。 (2)に関しては、昨年から海外・国内調査を進めていた企業データをもとに論文を作成し、東京大学MMRCディスカッションペーパーでの発表、『赤門マネジメントレビュー』での発表、『国際ビジネス研究』での研究論文の掲載、また『日本中小企業学会論集』に投稿を行い、採択が決定されている。『日本中小企業学会論集』へ投稿した論文は、海外展開によって国内拠点の業績向上がもたらされる論理を分析した。 諏訪地域の海外展開企業を分析することで、海外展開によって、一時的に国内拠点の生産量が減少しても、海外展開を契機に、営業の強化、技術力の強化を行うことで、国内拠点が再活性化するという「触媒効果」を明らかにした。本研究成果は中小企業学会東部部会で発表を行い、その後日本中小企業学会全国大会にて、研究論文の発表を行った。 また、共同で行っている地域中企業研究において、国際化の観点で分析を進めた。特に、諏訪地域や浜松地域で行ってきた研究について、東京大学MMRCディスカッションペーパーを発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は、研究を進めるために必要な企業調査を国内・海外で実施し、昨年度から進めてきた研究を論文投稿と学会発表を行い、順調に成果を出すことができたため。
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Report
(2 results)
Research Products
(20 results)