Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2000: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
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Research Abstract |
(1)イネT7ファージ型プラスチドRNA polymerase遺伝子のクローニングと解析 昨年クローニングしたイネT7ファージ型RNA polymerase遺伝子の解析を続行し、まず得られた2クローンの局在を確定した。 (2)イネを用いた葉緑体内の転写活性調節機構の解析 イネvirescent突然変異株(ν_1,ν_2,ν_3)を用いて、プラスチドの転写・翻訳制御に関わる因子の解析を行った。その結果、virescent遺伝子が、NEP、PEPの両遺伝子の活性化を通じてプラスチド遺伝子発現制御に関与していることが明らかになった。 (3)イネvirescent遺伝子のクローニング 遺伝子クローニングを目的として、ν_1,ν_2,ν_3の3つの遺伝子座の精密マッピングを進めた。ν_2遺伝子は昨年開始した1,643個体のF2植物を用いた精密マッピングを続行し、第3染色体上のRFLPマーカー(CAPS化したもの)R3156とR3126の間、約5cM(R3156からの距離約1.5cM)にマップした。さらにイネゲノムチームのYACライブラリーをスクリーニングと末端領域のマーカー化をくりかえし、最終的に単一クローン上(Y3607)にマップした。
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