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ショウジョウバエの遺伝学的スクリーニングによるシナプス局在蛋白質の網羅的同定

Research Project

Project/Area Number 12202023
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Biological Sciences
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

星野 幹雄  京都大学, 医学研究科, 助手 (70301273)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 曽根 雅紀  京都大学, 医学研究科, 特別研究員(PD)
Project Period (FY) 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Keywordsショウジョウバエ / 遺伝学的スクリーニング / シナプス / エクリントラップ / ゲノム / 局在化シグナル / 免疫グロブリンドメイン / 補体結合ドメイン
Research Abstract

神経細胞はきわめて著しい極性を持つ細胞であるために、全ゲノムの塩基配列を解読し遺伝子の発現パターンを網羅的に解析しただけでは、神経細胞の細胞内局所で機能する情報伝達経路の全体像を明らかにすることはできない。本研究においては、神経回路において重要なシナプスに着目し、ゲノム上において、シナプスに局在する情報伝達分子を網羅的に同定する方法の開発を目指す。本研究では、既存の生化学的および免疫化学的方法とは異なる独自の方法として、ショウジョウバエの遺伝学を用いたシナプス分子のスクリーニング法を開発する。そのための準備実験として、現在、ショウジョウバエのシナプス間隙に局在する因子であるHIG蛋白質と、ショウジョウバエの前シナプス性の因子であるSIF蛋白質のドメイン解析を行っている。まず、特定のスプライシング型のHIG蛋白質がhigの変異表現型のレスキュー能を持たないことを見出した。また、外来性HIGおよびSIFをエピトープタグによって検出するための条件検討を行った。これらの成果を踏まえて、現在、一部を欠失した一連のHIG蛋白質をエピトープタグと共に発現させるための形質転換ショウジョウバエを作成中である。HIG蛋白質には、免疫グロブリンドメインと補体結合ドメインを含むドメイン構造があるが、基本的にこれらのドメイン構造ごとに、欠失蛋白質を作成した。また、特に、hig変異のレスキュー能の有無に関わるドメイン付近に関してはより細かく欠失を入れて解析を行っている。これらの形質転換ショウジョウバエを解析することによって、HIG蛋白質上においてシナプス局在化シグナルとして機能するドメインを同定し、その情報を用いてエクソントラップ法を改変することによって、ゲノム上のシナプス分子のスクリーニング法を開発していく。

Report

(1 results)
  • 2000 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

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All Publications (1 results)

  • [Publications] Masaki Sone et al.: "Synaptic development is controlled in the periactive zones of Drosophila synapses"Development. 127. 4157-4168 (2000)

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      2000 Annual Research Report

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Published: 2002-04-03   Modified: 2018-03-28  

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