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ガンキリンを標的とした肝細胞がん治療法の開発

Research Project

Project/Area Number 12217070
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Biological Sciences
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

藤田 潤  京都大学, 医学研究科, 教授 (50173430)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 金子 嘉志  京都大学, 医学研究科, 助手 (40252465)
東辻 宏明  京都大学, 医学研究科, 助手 (60281094)
伊藤 克彦  京都大学, 医学研究科, 講師 (90281097)
Project Period (FY) 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥4,700,000 (Direct Cost: ¥4,700,000)
Fiscal Year 2000: ¥4,700,000 (Direct Cost: ¥4,700,000)
Keywordsガンキリン / アンキリン / プロテアソーム / レトロウイルス / 肝細胞がん
Research Abstract

すべての肝細胞がんで過剰発現しているがん遺伝子、ガンキリンは6個のアンキリンリピートからなり、Rbを含む複数のがん抑制蛋白質のプロテアソームによる分解を促進していると考えられ、これが肝細胞がんの発生に関係している可能性が高い。そこで、ガンキリンの発現や機能を抑制することにより肝細胞がんの治療ができないかどうかを、培養細胞およびマウスへの移植腫瘍で検討した。1.ガンキリンのアンチセンスRNAを発現するレトロウイルスを作成して、がん培養細胞株での治療効果を検討した。その結果軟寒天中でのコロニー形成を20%程度抑制することが示された。
2.ガンキリンのアンキリンリピートを1個ずつ欠損させ、ガンキリンのドミナントネガチブ変異蛋白質の作成を試みたが、調べた変異蛋白はどれも活性を持たなかった。
2.酵母2-ハイブリッド法により、ガンキリンに結合する蛋白を検索したところ、2種類のクローン(GKBP1、GKBP2)が得られた。GKBP1は26Sプロテアソームサブユニット6(S6)であり、GKBP2も既知の蛋白であった。GKBP2は、ほ乳類細胞内でもガンキリンと結合することが示された。GKBP2を過剰発現させると、細胞増殖に対する影響は少ないが、ヌードマウスにおける造腫瘍性を強く抑制した。
3.モロニー型レトロウイルスの遺伝子発現制御部位を、他のレトロウイルス由来のものと組み替えて、肝がん細胞株で数倍以上高いレベルの遺伝子発現を行う新しいレトロウイルスを作製した。

Report

(1 results)
  • 2000 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Tsuji,T: "Retroviral vector-mediated gene expression in human CD^<34+> CD^<38-> cells expanded in vitro"Human Gene Therapy. 11. 271-284 (2000)

    • Related Report
      2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2018-03-28  

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