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日本語使役構文の「与格交替」分析と普遍文法への貢献

Research Project

Project/Area Number 12610552
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field 言語学・音声学
Research InstitutionYokohama National University

Principal Investigator

北川 善久  横浜国立大学, 教育人間科学部, 助教授 (00313461)

Project Period (FY) 2000 – 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywords非対格動詞 / 受動化 / 編出 / 受動態 / 使役 / 名詞化 / 形態 / 統語 / 1AEX
Research Abstract

1、オランダ語やウエールズ語では非対格動詞が受動化を拒むという観察に基づいて「関係文法」の枠組みで提唱された1-Advancement Exclusiveness Law(1AEX)は更に大きな主題関係に関する一般化のほんの一部を捉えただけの不完全な一般化である。これはリトアニア語やトルコ語では他動詞、能格動詞、非対格動詞の全てが受動化可能である事(Timberlake)、フランス語や英語では能格動詞と非対格動詞の両方が受動化を拒む事、日本語や韓国語では使役化が「主語への昇格」を含まないにも関わらず、1AEXと全く同様の現象を示す事などから結論付けられる。
2、観察を更に名詞化、非編入迂言表現などの形態・統語的現象に広げると、これらの現象が、動詞が与えるθ役割の数に反応して共起する言語、そのθ役割のタイプに反応して共起する言語、更にそのどちらにも反応する言語、どちらにも反応しない言語、という類型化が可能になる。
本年度はここまで、上の1と2に要約した形態・統語的現象に関する一般化の分析を意味論に詳しい研究者の協力を得て更に進めて来たが、一身上の都合により7月をもって退職する事になったため、残念ながら科学研究費補助金による本研究を辞退せざるをえない事となった。

Report

(2 results)
  • 2001 Annual Research Report
  • 2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2016-04-21  

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