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劣化画像復元における復元画像の定量的評価に関する研究

Research Project

Project/Area Number 12750331
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 情報通信工学
Research InstitutionKyoto Institute of Technology

Principal Investigator

藤田 和弘  京都工芸繊維大学, 工芸学部, 助手 (90209049)

Project Period (FY) 2000 – 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2001: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywords劣化画像復元 / 劣化過程パラメータ / スペクトル / ゆがみ / 偏平度 / 定量的評価 / パラメータ推定
Research Abstract

昨年度に引き続き,復元画像の評価値に関する計算機シミュレーションを行った.また,実際の劣化画像に対する計算機実験を行うために,画像をディジタル化し,計算機に入力するための画像入力用計算機システムの構築を行った.
実際の焦点ずれ画像に対して,復元処理に使用する焦点ずれパラメータを変化させながら,復元処理を行い,その復元画像の評価値を求めた.その結果,実画像の場合,ビデオカメラの特性やディジタル化の過程において,縦方向と横方向との統計的性質が必ずしも同一でないために,そのまま,実用化することは難しく,ビデオカメラの特性などの画像入力システムの特性を考慮した上で,実用化する必要があることがわかった.
また,昨年度,研究を遂行する上で,復元画像の評価だけでなく,劣化画像の劣化の程度に関する評価値を見出したので,これについても計算機シミュレーションを行った.これにより,焦点ずれ画像では,焦点ずれの半径と見出した評価値の対数が,ほぼ比例することがわかった.これにより,この劣化画像の劣化の程度に関する評価値は,劣化画像の反復的なパラメータ推定における初期値の設定などに応用できると思われる.また,これは,画像の劣化の程度を定量的に評価することにより,画像の焦点の合った位置からのずれている距離の計測に発展できると思われる.
なお,これらの研究結果を,日本鑑識科学技術学会第7回学術集会において発表した.

Report

(2 results)
  • 2001 Annual Research Report
  • 2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2016-04-21  

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