手で発想する立体組み立て式建築デザインツールの開発
Project/Area Number |
12750566
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Town planning/Architectural planning
|
Research Institution | Yonago National College of Technology |
Principal Investigator |
高増 佳子 米子工業高等専門学校, 建築学科, 講師 (80290782)
|
Project Period (FY) |
2000 – 2001
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
|
Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2001: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
|
Keywords | 建築デザイン / 建築模型 / デザインツール / ワークショップ / 創造教育 / 子供 / 立体組み立て式 / 発想 / 模型キット / 建築教育 / 立体組み立て / デザイン / 建築 |
Research Abstract |
本研究では、建築学習導入段階の学生達がスムーズに、創造力豊かに建築空間を発想できるデザインツールの開発を目的に、研究を行ってきた。毎年、本高専建築学科2年生のデザイン基礎授業では、このツールの試作品を利用してもらい、学生作品の成果や利用調査アンケートから考察し、ツールの開発及び利用方法についても検討を重ねてきた。 またこのようなツールは、建築学生のみならず、一般の人々にも身の回りの空間に興味をもってもらい、建築空間を考えてもらえるツールになりうると仮定し、一般の人々を対象にしたワークショップを何度か行ってきた。そこでは、特に子供たちの空間環境教育なども目的に、自分達の住まいを創造するワークショップを行い、作品の成果や利用調査アンケートから、ツールの形態や方法論を模索してきた。 どちらで利用するツールも、基本的には敷地となるベース、建物を形作るシート、建物の中に配置される人や家具などのパーツから成り、グリッド状に溝を入れたベースに、好きな形に切り取って折り曲げただけのシートを差し込むだけで、立体空間が組み立てられるような方式を採用した。また表面の素材感の表現は、学生達は好きな道具で彩色したり、紙を貼付けたりしてもらったが、一般の人々には、あらかじめいろんな素材がプリントされたシールなどを用意した。 今回の研究からは、特にベースのサイズや形態が改良され、使いやすくなったと考えられる。 また、このツールの応用で、町が創作できるツールや、実物大で実際に入って体験できる空間キットも創造した。
|
Report
(2 results)
Research Products
(1 results)