Project/Area Number |
12750693
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
触媒・化学プロセス
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Research Institution | Kogakuin University |
Principal Investigator |
小谷野 圭子 工学院大学, 工学部, 助手 (90296781)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2001: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2000: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | 脱硝反応 / マンガン酸化物 / メソポーラスモレキュラーシーブ / EDTA錯体 / トリメチルシリル化 |
Research Abstract |
昨年度の研究で、金属のEDTA錯体を均一なメソ孔を持つ担体(MCM-48)に含浸することにより、高濃度、高分散に、細孔内のみに遷移金属を導入することができたため、本年度は最初に、この多孔体型遷移金属担持触媒の物性について詳しく検討した。金属担持の操作自体は非水系の溶媒中で行うことができたが、得られた試料は非常に親水性が強く、水を選択的に吸着してしまうため、水蒸気下での反応には適さないことがわかった。そこで、試料の表面をトリメチルシリル化することにより、表面の疎水化処理を行った。その結果、わずかながら比表面積、細孔径が減少したが、均一な細孔、高比表面積を保ったまま、表面の疎水化ができた。この試料(M-MCM-48-si1、Mは担持金属)は水と有機物の競争吸着において、非常に選択的に有機物のみを大量に吸着することから、水蒸気存在下のNO除去反応において、共存する水の影響を受けにくいものと考えた。すでに、Ti、Vを担持した多孔体によりNOの選択還元反応についての報告もなされているが、水共存下における安定性が低いことが問題となっている。本研究で調製した多孔体型Ti担持表面処理触媒は水に対する安定性が極めて高く、また、酸素存在下において約350℃までの熱安定性も兼ね備えているため高活性が期待されるが、これまでのところ金属担持量が少ないために、NO除去反応においては期待通りの高活性が得られていない。今後、担持金属の組み合わせ、担持量をさらに検討し、高活性を示す触媒を調製していく予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)