計量魚探・定量採集具を用いたオキアミ類の分布構造の解明および資源量推定法の開発
Project/Area Number |
12760125
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General fisheries
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
宮下 和士 北海道大学, 水産学部, 助教授 (70301877)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2000: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 計量魚探 / オキアミ / ROV / GIS |
Research Abstract |
本申請研究の目的は、道東・三陸沿岸域において濃密に分布するオキアミ類に対し、その3次元分布構造の解明と資源量推定法の開発を行うことである。申請年度内において、以下の研究事項に従事し、結果を得た。 海洋水産資源開発センターによるスケトウダラ・オキアミ資源調査(北海道太平洋沿岸域、2001年6月10〜7月30日、2002年1月6日〜2月4日)において、2周波(38kHz、120kHz)計量魚探による音響情報、CTD、X-CTDによる海洋環境情報、ボンゴネットによる生物採集情報を収集した。 次に、調査で得られた音響情報および生物情報より、音響周波数特性を利用したオキアミ類のサイズ別判別を試みた。生物情報より本調査海域におけるオキアミ類の体長を等価球半径で標準化した結果、そのサイズは、小(0.027mm≦等価球半径≦0.075mm)、中(1.72mm≦等価球半径≦2.47mm)、大(3.47mm≦等価球半径≦3.76mm)3階級に分別された。得られたサイズ階級情報より、音響周波数特性を利用したオキアミサイズ判別を行った結果、それぞれのサイズ階級におけるオキアミの定量的な音響情報の抽出が可能となった。また、抽出したオキアミの音響情報と、水深情報、水温情報等をGIS技術を用いて重ね合わせることにも成功した。 今後はこれらの結果をもとに、3次元表現、4次元表現の技術の高度化を目指すと同時に、スケトウダラ等のオキアミを餌としている生物の情報とのリンクを図る予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)