マウスschnurri遺伝子ファミリーの胸腺T細胞の分化における機能の解析
Project/Area Number |
12770171
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Immunology
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
高木 豪 理化学研究所, 分子遺伝学研究室, 研究員 (70300879)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | thyniocyte / Positive seleetion / transcription fau / Zu-フィンガー / thymocyte / positive selection / transcription factor / Zn-フィンガー |
Research Abstract |
私は、遺伝学的にTGF betaスーパーファミリー分泌因子の下流で働くことが知られている転写制御因子Schnurriの脊椎動物の相同遺伝子群の機能解析を遺伝子変異マウスを用いて行ってきた。Schnurri-2変異マウスにおいて胸腺T細胞の分化に異常が見られ、CD4/CD8SPの細胞集団がほとんど観察されない。平成12年度の本研究で以下のようなことが明らかとしていた。1)TCR transgenic mouseとの掛け合わせから、positive selectionの段階に異常があること。2)骨髄移植実験の結果から胸腺T細胞の異常はストロマ細胞の異常による二次的なものではないこと。 平成13年度の研究成果 Schnurri-2変異マウスにおいてthymocyteの分化異常が見られたにも関わらず、若干の末梢T細胞は観察されていた。ThymocyteにおけるPositive selectionと末梢T細胞における活性化は、共にTCR signalingを通して起こることが知られている。そこで、Schnurri-2変異マウスにおいてpositive selection同様に末梢T細胞の活性化にも影響を受けていないか検討した。その結果、末梢T細胞の活性化後の細胞増殖能には影響されなかったが、IL-2産生能の有意な低下が見られた。このことより、Schnurri-2は、TCR signalingの伝達に関わる転写因子であることが示唆された。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)