ドブタミン負荷-心電図同期心筋SPECTの有用性に関する研究
Project/Area Number |
12770347
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Circulatory organs internal medicine
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
山岸 広幸 大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 助手 (30285291)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2001: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | 心筋シンチグラフィ / 心筋バイアビリティ / ドブタミン |
Research Abstract |
テクネシウム標識心筋血流トレーサーによる心筋SPECTは心電図同期収集により左室壁運動の評価が可能となる。最近、心電図同期SPECTから左室心内膜面を自動抽出し、三次元再構成を行い、左室壁運動を定量評価できるソフトウエア(QGSソフトウエア)が臨床的に使用可能となっている。そこで、本研究では、ドブタミン負荷-心電図同期心筋SPECTによる心筋バイアビリティの評価の有用性を明らかにする。 平成13年度は、ドブタミン負荷-心電図同期心筋SPECTによる心筋バイアビリティの評価の妥当性を、血行再建術後の壁運動の改善を基準に検討した。 対象は急性期に再疎通療法が行われた急性心筋梗塞患者で、発症1〜2週(急性期)にドブタミン負荷-心電図同期心筋SPECTを行い、4〜10か月後(慢性期)に運動負荷-安静心電図同期心筋SPECTを施行した15例。 QGSソフトウエア上で、左室を20分画に分け、梗塞領域でかつ運動負荷-安静心電図同期心筋SPECT上虚血所見を示さなかった83分画の壁内方運動の大きさを検討した。 結果、急性期ドブタミン負荷-心電図同期心筋SPECTにおけるドブタミン負荷時の壁運動の改善と、急性期から慢性期にかけての安静時の壁運動改善の間には有意な正の相関(r=0.502、P<0.0001)が見られた。急性期ドブタミン負荷-心電図同期心筋SPECTにおけるドブタミン負荷時の壁運動の改善2.25mm以上をカットオフとすると、急性期から慢性期にかけての2mm以上の壁運動改善予測の感度、特異度はそれぞれ70.0%、69.8%であった。 急性心筋梗塞急性期におけるドブタミン負荷-心電図同期心筋SPECTは慢性期の壁運動の改善予測に有用であると考えられた。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)