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オンコスタチンMによる血管リモデリング機序解明とSOCS-1導入による遺伝子治療

Research Project

Project/Area Number 12770370
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Circulatory organs internal medicine
Research InstitutionKurume University

Principal Investigator

永田 剛  久留米大学, 医学部, 助手 (70289429)

Project Period (FY) 2000 – 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords血管リモデリング / 細胞内シグナリング / 遺伝子治療 / ERK系 / 間質マトリクス代謝
Research Abstract

1)培養血管平滑筋細胞(VSMC)遊走機能に対するOMの作用。
これまで培養血管平滑筋細胞(VSMC)を使って、ウェスタンブロット法や、PCR法により、OM投与により、ERK系に関連したシグナリングとして、間質マトリクス代謝に影響があることが確認できた。確認できた間質マトリクス代謝系への影響としては、MMP9があり、ゼラチンザイモグラフィーにて、その活性上昇を認めた。そしてFAK染色により、細胞形態の変化を確認できたが、遊走能に関連した変化と考えられた。これらの変化はERK系を特異的にブロックすることで消失した。また、JAK-STAT系に関連したシグナリングとしてSTAT3の活性化を確認しており、ドミナントネガティブを遺伝子導入することで、JAK-STAT系が間質マトリクス代謝に関係しないことを確認した。
2)ラットへのSOCS-1遺伝子導入による遺伝子治療
SOCS-1遺伝子in vivo導入のため、ダブル・バルーン法にて、バルーン損傷時にラット頚動脈にin vivo遺伝子導入する系を確立中である。現在、ルシフェラーゼおよびSOCS-1組み込みベクターをHVJリポソームに封入し、ダブル・バルーン法にて、バルーン損傷時にラット頚動脈にin vivo遺伝子導入する系の確立を施行している。これまでにバルーン損傷時における再生内膜肥厚部位にて、Jak-STAT系蛋白の発現や、MMP9の発現を確認しているため、バルーン損傷時にSOCS-1遺伝子を導入したラットと対照ラットにおける再生内膜肥厚の程度・MMP9やJak-STAT系蛋白の発現・活性化レベルを比較検討中である。

Report

(2 results)
  • 2001 Annual Research Report
  • 2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2016-04-21  

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