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表皮細胞の分化を誘導する転写制御因子の同定

Research Project

Project/Area Number 12770419
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Dermatology
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

横田 浩一  北海道大学, 大学院・医学研究科, 助手 (50301883)

Project Period (FY) 2000 – 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords表皮細胞 / 分化 / 転写因子 / 重力培養
Research Abstract

表皮細胞の分化を誘導する転写制御因子はconfluent cultureによって誘導されるという仮説を立てて実験を進めたが、技術的に困難な問題が発生して、どうしてもうまくいかなかった。具体的には、HaCaT細胞を用いたconfluent cultureにinvolucrin promoterで発現の誘導されるgpt geneをトランスフェクションしたところ、stable transfectantを作成できなかった。そこで、発想を変えて、confluent cultureで予想される局所の細胞高密度状態によって細胞が受ける高圧力が分化を誘導するシグナルになるのではないかと考え、細胞を高圧力状態で培養する実験系を考えた。すなわち、HaCaT細胞を一日に数時間、数Gから数十Gがかかるように培養プレートを遠心しながら培養を行う実験系を確立した。その実験系を用いて圧力と増殖速度の関係や分化マーカーの発現を検討したところ、高圧力をかけて培養した細胞は通常培養の細胞よりも増殖速度が増す傾向にあることが確認された。そこで、この実験系を用いて高圧力で誘導される遺伝子群の同定を試みた。具体的には、高圧力をかけて培養した細胞と通常の培養をした細胞のmRNAを分離して、PCRを用いたsubtraction hybridization法を用いて高圧力によって誘導される遺伝子群のcDNA分離に取り組んだ。その結果、現在までに高圧力で優位に発現の上昇が認められる数種類のcDNAの分離に成功している。現在はこれらの遺伝子群についてさらに詳細な検討を行なっている。

Report

(2 results)
  • 2001 Annual Research Report
  • 2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2016-04-21  

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