新しい遺伝子解析技術を用いた非ホジキンリンパ腫の予後因子の解析
Project/Area Number |
12770495
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Radiation science
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
中村 和正 九州大学, 医学部附属病院, 助手 (20284507)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 非ホジキンリンパ腫 / 放射線治療 |
Research Abstract |
1.当科にて治療を施行した非ホジキンリンパ腫症例について、治療成績、再発パターンなどを検討した。 (1)再燃例に対する放射線治療の有用性について検討した。中等度および高度悪性群非ホジキンリンパ腫再燃例79例のうち、限局性に再燃した13例に対して放射線治療単独または短期化学療法および放射線治療を施行したが、5年全生存率は80.2%ときわめて良好で、LDH高値やbulky diseaseなどの年齢以外の危険因子をほとんど有していなかった。low riskの限局性再燃例では、放射線治療もその治療の選択肢のひとつと成り得ることが示唆された。(Radiation Medicine 18:2000) (2)完全寛解の得られたI、II期頭頚部原発非ホジキンリンパ腫について、治療後1年は1ヶ月ごと、2年目は2ヶ月ごと、3-4年目は3-6ヶ月ごと、以後は1年ごとと、間隔の短い外来経過観察での再燃形式について検討した。121例のうち、39例が平均22.2ヶ月の後に再燃したが、自覚症状先行が22例(56.4%)であった。自覚症状のみられなかった再燃例17例のうち、再燃溌見の契機は、診察所見10例、CT3例、ガリウムシンチ2例、LDHの上昇2例であった。再燃時の病変の広がりは自覚症状のみられた再燃はIII、IV期のものが72.7%であったのに比べ自覚症状発現以前に定期的経過観察で再燃を発見したものでは70.6%がI、II期のものであった。来院間隔の短い経過観察により、比較的早期の状態で再燃を検出できることが示唆された。(Int J Clin Oncol 6:2001) 2.上記のような臨床的解析結果をもとに、各群より癌抑制遺伝子発現を含めた遺伝学的検索をおこなっているが、現在のところ遺伝子的背景と進展形式、再発形式、予後などとの関連性は認められていない。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)