軟骨由来成長因子CTGF/Hcs24の骨折治癒・仮骨延長における発現とその役割
Project/Area Number |
12770786
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthopaedic surgery
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
三谷 茂 岡山大学, 医学部・附属病院, 助手 (70273969)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2001: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | 仮骨延長 / 軟骨由来成長因子CTGF / Hcs24 / 内軟骨性骨化 / 膜性骨化 / 骨延長 / CTGF / Hc24軟骨由来成長因子 / 免疫染色 |
Research Abstract |
軟骨由来成長因子CTGF/Hcs24は、軟骨細胞および骨芽細胞の増殖、分化を促進すると共に、血管内皮細胞に対しても増殖、遊走、管腔形成を促進し、内軟骨性骨化および膜性骨化を促進する重要な因子であることが示唆されている。今回、ラット仮骨延長モデルを作製し仮骨延長部におけるHcs24/CTGFの発現を調べ、CTGF/Hcs24の仮骨延長中における関わりを検討した。 延長直前(術後1週)では、内軟骨性骨化において出現する骨切り部近傍の増殖軟骨細胞、肥大軟骨細胞および新生骨梁表面の骨芽細胞様細胞にCTGF/Hcs24を認めた。延長10日目、20日目、および終了後1週においては増殖軟骨細胞、肥大軟骨細胞さらに類軟骨細胞にもCTGF/Hcs24を認め、新生骨梁表面の骨芽細胞様細胞に強い陽性像を認めた。 今回の検討では、仮骨延長過程において、新生仮骨を形成する様々な細胞にCTGF/Hcs24を認め、内軟骨性骨化および膜性骨化を幅広く促進している可能性が示唆された。また、膜性骨化における新生骨梁表面の骨芽細胞に強い陽性像を認めたことは、牽引メカニカルストレスのCTGF/Hcs24発現に与える影響を検討するうえで特徴的な結果がみられたといえる。また、牽引メカニカルストレスの与える遺伝子レベルでの影響に関しては、未だ不明な点も多く、今後、in situ hybidyzationおよびRT-PCRによる検索を検討中である。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)