• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

磁気刺激による細胞膜穿孔に基づいた泌尿器癌の新しい遺伝子治療法

Research Project

Project/Area Number 12770872
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Urology
Research InstitutionFukushima Medical University

Principal Investigator

荻原 雅彦  福島県立医科大学, 医学部, 助手 (10295420)

Project Period (FY) 2000 – 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2001: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Keywords前立腺癌 / 磁気刺激 / 細胞穿孔法 / 遺伝子治療
Research Abstract

まずIn vitroにおいて、ヒト前立腺癌株であるPC3,DU145,LNCaPを用いて磁気刺激によってbleomycin(BLM)の殺細胞効果が変化するか否か検討した。すなわち、well内の細胞浮遊液にBLMを添加後に磁気刺激装置(2KW)によって発生された高焦点磁気パルスを負荷し、その後の細胞活性をMTT assayにより測定した。その結果、いずれの細胞株においてもBLM単独処理時の細胞活性に比較して、BLM+磁気刺激後の細胞活性は有意に低下していた。一方、高焦点磁気パルス負荷のみでは細胞活性に変化がみられなかったことから、磁気刺激によってBLMの細胞内濃度が上昇することで制癌剤作用が増強されたものと考えられた。
これらをふまえて、磁気刺激による癌細胞内へのgene導入に関する予備実験を行った。細胞浮遊夜にluciferaseを組み込んだplasmid DNAを添加直後に高焦点磁気パルスを負荷し、72時間培養後luciferaseの発現程度をluciferase assayにより検討したところ、全ての細胞株において良好な導入がなされていた。この現象はin vivoにおけるヌードマウス前立腺に移植したヒト前立腺癌株でも同様に認められたことから、virus vectorを用いない遺伝子導入法として応用可能と考えられた。現在磁気刺激の条件および導入遺伝子の種類による抗腫瘍効果の相違につき、同モデルを用いて検討中である。

Report

(2 results)
  • 2001 Annual Research Report
  • 2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-03-31   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi