XML文書作成のためのソフトウェア開発環境の構成法
Project/Area Number |
12780209
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
計算機科学
|
Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
渡辺 喜道 山梨大学, 工学部, 助教授 (00210964)
|
Project Period (FY) |
2000 – 2001
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
|
Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2001: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
|
Keywords | XML文書 / ソフトウェア開発環境 / ソフトウェア生成系 / 構文解析 / 履歴管理 / Java言語 |
Research Abstract |
本研究の目的は,XML文書を効率良く作成するために必要な技術を調査・分析し,保守・運用が容易で,かつ正しいXML文書を迅速に作成可能とするソフトウェア生成系の構成方法とその方法に基づく知的なソフトウェア開発環境の構成法について研究することである.その研究目的を実現するために行った昨年度の研究実績を踏まえて,今年度行った研究実績は以下の通りである. 1.昨年度に研究開発した知的なXMLエディタ及びXML文書表示系について,生産性の向上の観点から,さらなる調査・検討を行った. 2.その結果に基づいて,上記ソフトウェアに次の機能を追加することを検討し,プロトタイプを実現した. (a)XML文書のバリエーションを多様にするために,文書の構造を柔軟に変更できるような機能 (b)多量なXML文書の中から適切な部分を抽出し,再利用性を向上するために必要な検索機能 (c)多様なXML文書を適切に表示するための構造と内容に基づく文書表示機能 3.また,データの再利用性を高めると,XML文書中に多くのリンクが含まれることとなる.文書が多量かつ大規模化するとリンクが複雑になり,その管理が大変な作業となる.この作業を軽減するために,XML文書間のリンク情報を分析し,文書の更新時に関連する文書を自動的に修正するモデルについて考案し,そのプロトタイプを実現した.この成果の一部を学会で発表した. 4.さらに,応用例として,介護保険における計画書(ケアプラン)をXML文書で生成するソフトウェアを試作した.その成果の一部を学会で発表した.
|
Report
(2 results)
Research Products
(6 results)