Pre-RNA3'末端修飾に関わる遺伝子の遺伝学的同定
Project/Area Number |
12780546
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Cell biology
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
村田 武英 理化学研究所, 遺伝子材料開発室, 研究員 (50281621)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | polyadenylation / Drosophila / Development / RNA processing / RNA prosessing / development / poly(A)polymerase |
Research Abstract |
・ショウジョウバエpoly(A)polymeraseの遺伝子であるhiiragi(hrg)の表現型を変容しうる変異体を検索するために、薬剤処理したhrg変異体計2,344系統(昨年度との計5,000系統)を作成した。これらの系統の表現型を精査の後、翅に何らかの形態以上を示す21系統を本年度は得たが、これらのうち顕著にhrg変異体の表現型を変容する系統は得られなかった。このことから、得られた21系統が、hrgの関わる翅形態形成プロセスとは異なるプロセスにおいて翅形成に関わっている可能性が考えられた。 ・Poly(A)polymeraseとともにPolyadenylation factors complexを形成する遺伝子の一つsu(f)とhrgとの二重変異体を作成し、昨年度より高い温度で飼育することにより遺伝子間の相互作用を検出しようと試みたが、今までのところ、二重変異体にのみ観察される表現型は見い出すことができていない。 ・mRNA3末端にアダプターRNAを結合し、そこから逆転写反応と引続きPCRを行う検出法に着手した。予備実験によりアダブターRNAの結合は可能であるものの、逆転写反応またはPCR反応が思うように進まず、特定の遺伝子のmRNAを増幅できる技術の開発に到らなかった。一方、RNAの3末端をpCpでラベルし、引続きRNase AおよびRNase T1で処理することによりA残基の連続した配列を検出する手法を確立しつつある。この手法を用いてhrg変異体および野生型のRNAを解析したが、hrg変異体と野生型との間で、検出されたA残基の長さに顕著な差は見つからなかった。このことから、hrg変異体における表現型はPoly(A)polymerase活性の低下によるものの、全体のpoly(A)鎖長に反映される程の変化ではなかったことが考えられた。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)