ぬくもりを調節可能な人工皮膚として働く触感ゲルセンサの研究
Project/Area Number |
12875050
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Intelligent mechanics/Mechanical systems
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
稲葉 雅幸 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (50184726)
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Project Period (FY) |
2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 高分子材料 / 導電性ゲル / 導電性ファブリック / 温度センサ / 触感ゲルセンサ |
Research Abstract |
[研究目的] 本研究では,人の肌に直接触れても冷たさを感じさせないように温度調節が可能なように液体を内蔵したゲル素材を用い,センサそれ自体が柔軟に変形ができ,圧力の情報も検知できる触感ゲルセンサの研究を行うことを目的とする. [研究成果] 導電性ゲルを媒体としたセンサにおいてぬくもりを調節するためにはヒータが必要であり,市販ヒータを利用する場合と試作ヒータを利用する場合の比較を行った.また,温度調節のための温度センサについても非線形性と感度調節を行ってあるIC化されている形態のものと温度が変われば抵抗値が変わるサーミスタをそのまま利用する場合の比較を行った. それ自体がやわらかく変形するゲル状のセンサ媒体の電極としてはやわらかさを保持できるように導電性の布を利用する構成法を実現し,ヒータと温度センサの部分に関してやわらかさを阻害しにくいものにしなければ実用的センサとすることができないため,試作したヒータとサーミスタセンサより作りだすことに成功した.
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)