住空間の平面計画決定要因としての家相説の展開過程に関する研究
Project/Area Number |
12875113
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Architectural history/design
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Research Institution | Atomi Junior College |
Principal Investigator |
村田 あが 跡見学園女子大学短期大学部, 家政科, 助教授 (90320738)
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Project Period (FY) |
2000 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2002: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2001: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2000: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 住空間 / 平面計画 / 家相説 / 江戸時代末期の家相説 / 明治時代の家相文献 / 東アジアの風水説 |
Research Abstract |
本研究は、住空間における方位の意味づけや方位観に関する問題を、日本の家相説と東アジアの陽宅風水説の比較検討を通して考察するものである。3年目の最終年度である本年度は、昨年度に引き続き国内の資・史料を収集すると共に、東アジアの文献に関する既往研究及び資料の分類、分析を行った。また、国内江戸末期、明治期の資料については、方位観に関する記述の分析に着手した。 1.昨年度までに収集した文献資料の複写、整理を進めると共に、昨年度に作成した文献リストを更新し、今後の資料整理に資するようまとめた。 2.江戸時代末期と明治期以降の、家相説及び住まいの方位観に関わる文献資料の探索を昨年度に引き続き行い、購入及び複写可能なものを入手した。 3.江戸時代末期の文献に関しては、既往文献との内容比較を開始し、方位観に関わる部分の分析を進めた。 4.東アジアの方位観に関わる新規文献資料の探索は、既往関連研究の枠内から出ることが叶わず、国内での資料収集および分析に終始した。 5.以上の成果を元に(1)江戸時代末期の住まい像にみる家相説の影響、(2)江戸時代後期の家相説の展開、(3)江戸時代末期の家事書にみる住まい像の記述と家相文献のそれとの比較検討についての報文を3本まとめる機会を得た。
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Report
(3 results)
Research Products
(10 results)