不斉合成機構の解明を目差した動的立体化学の数理的研究
Project/Area Number |
12875173
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
有機工業化学
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Research Institution | Kyoto Institute of Technology |
Principal Investigator |
藤田 眞作 京都工芸繊維大学, 工芸学部, 教授 (60293982)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2001: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | 不斉合成 / 立体化学 / 数え上げ / キラル / 異性体 |
Research Abstract |
前年度に開発したプログラムにより、置換群のマーク表・減縮表・USCI表(umit-subduced-cycle-index tables)を計算した。有限点群に対応する置換群の各表の整備をおこない、種々の組合せ論的数え上げを可能にした。置換表現および剩余類表現の減縮を詳しく検討し、アキラルな骨格に一つ置換基を置換させる場合(mono-substitution)に起こる対称性の低下を明らかにした。この方法は、不斉合成のモデルとなる過程を数理的に明確に示すものであり、今後の展開が期待できる。シクロヘキサン誘導体の立体化学はその動的な挙動(椅子型配座の揺動)を記述する数理的な方法が必要となる。すでに本研究代表者は疑点群法を提案しており、これをシクロヘキサン誘導体に適用した。とくに、三置換以上の誘導体について,そのキラリティーおよびエネルギー性(関与する配座が等価かどうかを示す指標)を論じた。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)