家族性乳癌原因遺伝子Brca2の欠損細胞株作成によるBrca2の機能解析-乳癌由来変異Brca2分子の機能評価システムの構築-
Project/Area Number |
12877026
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Pathological medical chemistry
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Research Institution | Kawasaki Medical School |
Principal Investigator |
高田 穣 川崎医科大学, 医学部, 教授 (30281728)
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Project Period (FY) |
2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2000: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | BRCA2 / 相同DNA組み換え / 家族性乳ガン |
Research Abstract |
様々な状況証拠から、BRCA2の変異によってHRの異常が起こっていることが推定されている。本研究ではまず、ニワトリBRCA2の全長cDNAのクローニングを行った。ヒトBRCA2の部分配列をプローブとしてストリンジェンシーを下げたハイブリでニワトリライブラリーをスクリーニングし、N末、C末のcDNAクローンを得た。さらにその中間に6kb程度の不明部分があったので、そこはN末、C末の既知配列からプライマーをデザインしてPCRし、ニワトリcDNAの中間部分を得た。現在ドラフトシーケンスは終了し、さらに確認のシーケンスを行っている。ヒトのBRCA2とはかなりダイバージした部分、良く保存された部分も見られ、機能上重要な部分が浮かび上がってきそうである。さらに、ゲノムクローンを分離し、ターゲティングベクターを作成し、DT40にトランスフエクトしてクロンをサザンで選別し、ヘテロのクローンを得た。このヘテロヒトBRCA2を発現させてウェスタンを行って確認しようとしている。BRCA2が巨大なタンパクであるためか、ウェスタンブロットがなかなか成功しない。現在Inducible Cre recombinaseの使用も検討中である。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)