Klotho老化モデルマウスにおける易発癌性の検討と担癌マウスモデルの確立
Project/Area Number |
12877037
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Experimental pathology
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
嶋田 裕 京都大学, 医学研究科, 講師 (30216072)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今村 正之 京都大学, 医学研究科, 教授 (00108995)
鍋島 陽一 京都大学, 医学研究科, 教授 (60108024)
山崎 誠二 京都大学, 医学研究科, 助手 (50303839)
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Project Period (FY) |
2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | Klothoマウス / 発癌 / DEN / NMBA / MUN / 老化 |
Research Abstract |
(1)マウス尾部より組織を採取し、マウスの表現型を確認し、野生型(+/+)およびヘテロ型(kl/+)を同定可能となった。実験に必要な個体確保に繁殖を行い、十分な個体が確保できる体制を確立した。(2)予備実験として、Klothoマウスに対するDiethylnitrosamine(DEN),N nitrosomethylbenzylamine(NMBA)発癌剤の効果を検討した。DEN投与にて6ヶ月後に肺癌、胃癌の発生を確認した。またNMBA投与により6ヶ月後に口唇に皮膚癌を発症したが、これは通常のマウスにおける発癌がNMBAでは12ヶ月を必要とするのに対して、発生期間が半分に短縮され、易発ガン性を示唆した。 (3)以上のことから野生型(+/+)及びヘテロKlothoマウス(kl/+)に、DENおよびマウスに胃癌を発生させるMUN投与を行い、経時的にマウスを犠死させ各種臓器における発癌の有無を組織学的に確認する実験を開始した。現在16週目であり、明らかな差を認めないが、今後、時間経過とともに発ガン性の確認が出来るものと考えている。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)