胃癌発生の高リスク群選定のための抗Lewis X抗体測定系の開発と応用
Project/Area Number |
12877060
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Hygiene
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
下山 克 弘前大学, 医学部附属病院, 助手 (50312492)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 正則 弘前大学, 医学部, 助教授 (10241473)
菅原 和夫 弘前大学, 医学部, 教授 (80136788)
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Project Period (FY) |
2000 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2002: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2001: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 活動性胃炎 / Helicobacter pylori / Cox-2 / 好中球 / 胃癌 / Lewis X |
Research Abstract |
昨年度までに抗Lewis X抗体測定系の開発し,それを用いて抗Lewis X抗体の存在と抗体価を測定してHelicobacter pylori感染者における胃癌発生と組織学的胃炎の程度に関して種々の検討を行ってきた。 今年度は,これまでに収集したサンプルを用いて胃炎の活動性,胃癌発生に関連するとされる因子とLewis-X抗体の関連がないかどうか検討した。すなわち,「抗Lewis X抗体を含む血清と含まない血清とでヒト好中球のH. pyloriの貪食と活性酸素種産生に関連がないかどうか」と「近年,消化器癌の発生・増殖に寄与するとされているCox-2の発現と抗Lewis X抗体の関連についての検討」である。 今回の検討では抗Lewis X抗体とこれらの因子についての関連は認められなかったが,抗H. pylori抗体が存在する血清では好中球による菌の貪食が速やかに起こり,より多くの活性酸素種が産生されることが分かった。また,Cox-2の発現の増加が分化型の胃癌に特徴的で,発癌の早期の段階から起こる現象であることが明らかとなった。
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Report
(3 results)
Research Products
(6 results)